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仕事中に

2019-07-22

先日、仕事中におやつを買いに行った時のこと。


その時なぜかいつものコンビニではなく、少し離れたコンビニへ行ってみようという気になったのです。


これがまさにびん神様のお導きってやつでしょうか。そのコンビニへの途中、建物の解体が終わったばかりの空き地でいいものを見つけてしまったのです。


興眞舎牛乳瓶000


おや、びんが埋まっている・・・。


ここはレトロな看板建築の商店があった場所。おはじきのひとつくらいあるんじゃないかと思っていたら、大きなびんが埋まっていました。びんはすぐ手の届くところにあるのですが、この時はまだ解体作業の人たちが撤収作業中。とりあえず、ゆ~っくりと通りすがりながら、横目でチラチラとチェックすることしかできません。


遠目に見て、初めはコーラかジュースのびんだろうと思っていたのですが、近づくと妙に首が長く、色がなんとなく青っぽいことがわかりました。


青いびんかあ・・・。コンビニに向かいながら考えて出した結論は、青い一升瓶の上半身だけのやつ、もしくはオリーブオイルとかドレッシングとか、なんかおしゃれな感じのやつ。まあ、色といい大きさといい、大したものじゃないだろうと思ったわけです。


しかしコンビニからの帰りにもう一度通りすがりで見てみると、口があきらかに機械栓っぽい。あれ? これは古いのかな? このサイズで機械栓って、ギューニョーじゃないのこれ・・・?


こ、これは怪しい・・・。ひじょーに怪しい。


夕方になれば作業員は全員撤収するだろう。チャンスはその時だ! もう仕事なんか手に付きません。作業の人、早くおうちに帰りましょう! 働き方改革ですよ!


さて夕方になり、人がいなくなったのを見計らって回収してきたのがこちら。


見事な大当たりでした。やったね!


興眞舎牛乳瓶001

無菌全乳


興眞舎牛乳瓶002

特別 氷川下 興眞舎


機械栓の口で両面しっかりエンボス。そしてなによりびっくりなのがその色。青の機械栓牛乳びんはかなりレアだと思います。いやー、こんなモノが近所に転がっているとは本当に驚きです。(しかも仕事中にゲットできるとは・・・)


さて「興眞舎」で検索したところ、出てきたのはおなじみの「コーシン乳業」さんでした。(もしかして関東ローカルかな?)


ホームページによれば「明治39年(1906年)東京市小石川區氷川下町(現在の東京都文京区大塚3丁目付近)において興真舎牛乳店として創業」とあるので、エンボスにある「氷川下」とも一致。こちらの牛乳びんで間違いなさそうです。


興眞舎牛乳瓶003



今では信じられませんが、今の東京都心部に昔は牧場がたくさんあったそうです。


これもきっとその頃のびんなのかな~などと思いを馳せるのが楽しいひとときなわけですが、さて写真でも撮っておこうと思ったらメインで使っていたカメラが壊れていました。


ショック。


修理できないそうなので同じものを中古で買うか、新しいのを買うか・・・。


うーん。

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写真を撮ったり、古い物を集めたり、ふらふらと散歩に出かけるのが好きな勤め人。そんなことよりお給金稼がねば・・・。ブログが長続きしないのが唯一の悩み。

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