組合目薬
2012-08-28

両口式の組合目薬(手前)
やっと洗い終わったので記念撮影
以前紹介した組合目薬(後ろに転がっているやつ)は一口叩き式でしたが、こちらは両口式です
(写真の撮り方が悪くてわかりづらいです・・・すみません

デザインは一口叩きの茶色バージョンと同じで全体に縦縞模様
そこに「組合目薬」「ZENKOREN」のエンボスが入っています

組合ブランドの薬
目薬を紹介したついでに、
メモがてら組合の薬について少し・・・
組合ブランドの薬には色々な種類がありますが、
常備薬として特に重要であるとされたものがあったようです
パンフレットには、
その重要なるものを「組合せ函」によって組合員家庭全戸に常備せしめ、その補充用ならびに「組合せ函」によらざる種類のものは組合の配給所に用意し
と書かれており、「重要なるもの」18種類がリストアップされています
AKBでいうところの「選抜メンバー」ですね


組合の選抜メンバー
この選抜メンバーには下記のような「背番号」が与えられており、
この番号が箱に書かれている薬もよく見かけます
1 組合目薬
2 組合メンソールクリーム
3 組合胃散
4 組合胃膓錠
5 組合解熱錠
6 組合駆虫錠
7 組合下痢止
8 組合腹痛錠
9 組合せき薬
10 組合小兒救命丸
11 組合外傷薬
12 組合皮膚薬
13 組合吸出し膏
14 組合あかぎれ膏
15 組合婦人薬
16 組合下剤
17 組合頭痛薬
18 組合小兒せき薬
こんな「番号」があると、
コンプリートしてみたくなりますよね・・・
磁器製おろし金
2012-08-18

磁器製おろし金
金属製じゃないから「おろし金」ではなくて「おろし器」かな?
骨董市なんかで見かけると欲しくなるのですが、
いやいや、何すんのこれ・・・と、思いとどまること幾度

これは、この時のナイトディギングで掘り出したものなのですが、
そんな、買おう、いや買うのはやめよう・・・の葛藤があったので、
見つけた時はちょっと嬉しかったのであります
お隣は磁器製の瓶ですが、黄色く塗ってあります
このような製品だったのか、誰かが後から塗装したのかは不明
底に「岐210」もしくは「岐710」の統制番号があり、案外古いものでした
さて、おろし金は何に使おう・・・?

腎剤
2012-08-09

じんぞう炎尿毒症新薬 腎剤
東京市渋谷区 天則堂製薬所
ちょっと遠慮しておきたい病名が書かれた、
パッとしないデザインの地味な箱
何が入ってるのかなと眺めていると、
「透明の瓶だけど、いい感じのエンボスが入ってるよ~」
「瓶好きの"そうそうたる顔ぶれ"が喜んで持って行ったよ~」
とのこと
むぅ、それならひとつ僕も・・・

封緘紙
こちらには「川澄天則堂」って書いてあります
開けちゃう?
開けちゃいますよねー?
お目当ては中身ですもんね
ま、そのうち

新橋オヤジビルレトロ
2012-08-06

両側に蛍光灯の仕込まれたエスカレーター
しかも、幅が狭い!
最早レトロの域に達しているこのタイプ
久しぶりに見ました
こういうものって、気付かないうちに無くなっているんですよね・・・

「新橋オヤジビル」こと新橋駅前ビル1号館
エレベーターはこの中にあります
かっこいいなあ
新橋には堤第一ビルという大正時代に建築された仙人レベルのビルがあります
駅前ビルは昭和41年の竣工だそうですから、
オヤジビルくらいじゃあまだまだひよっ子・・・なのかもしれません
暑中お見舞い申し上げます
2012-08-01